コミュニティってなんだろう?
地域づくり

コミュニティってなんだろう?

こんばんは、唐突に書籍の写真にコミュニティってなんだろうと言われてもなんだよ!って話だと思いますが、私自身がコミュニティの重要性について影響を受けた作品です。
山﨑亮『コミュニティデザインの時代』(2012) 中公新書
 
 まちづくりや地方創生と声高に叫ばれるきっかけになったのは増田レポートが有名ですが、そこで語られるのは人口論です。そのため地方から人が減るから移住者を地方から出てしまう人材を抱おうという発想で様々な取り組みが展開しました。
 この本が与えてくれた視点というのは、人口が減る事が問題ではなくそれによって生じる様々な要素にこそ問題があると言う視点でした。つまり、人口減少して生じる様々な問題を解決する事ができる環境を今いる人で、可能なら移住者の方も含めて。それがコミュニティデザインという内容でした。(自分はそう理解しました。)
 最近は、この中の概念は〜、人の学習とは〜、組織に理論の〜を組み合わせてとか考えていますが、少し初心に戻るという事もあって写真として投稿しました。

(おまけ)
 まちづくりの取り組みについて、様々なセミナーなども聞いていて最近気づく事があります。地域住民が本当に住みやすく愛される空間=防災力も高い=観光客も楽しめる空間という話を聞くことがありましたが、深い話だなと思います。類似の考え方としては、バリアフリーやユニバーサル・デザインなどあたると思いますが、結局コミュニティ(共同体)が充実している空間はそこに参加する人にも充実感を与えれるのではと考えます。
 住みやすい空間=防災力=観光客が楽しめる空間、これは高知県が抱える問題の地方創生、南海トラフ、観光推進が背景に出てきます。
 二兎を追う者は一兎をも得ずと言いますが、同時に追うのではなく一つの事柄へ取り組みを打つとどの要素に波及効果(ソ-シャル・インパクト)を与えれるかと考えると面白いですね!

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投稿者

ヤナギ
ヤナギ

高知県

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