12/26 追い山猟 安芸市の山にて
尾川大物クラブの皆さんの協力の下、追い山猟を体験してきました。
写真は一緒に行ったメンバーの1人です。
初めて猟に参加🐗
筆者は今回初めて猟に参加しました。
追い山猟は、犬でイノシシを追い詰めて銃でトドメを刺す方法です。犬とイノシシの戦いが想像以上に激しく、銃が撃たれた瞬間の迫力は動画では伝わらないほどでした。
イノシシの生痕
土の乾き具合、生痕の上に葉などが落ちていないかどうかでその生痕が古いのか新しいのかを判断していきます。今回見られた生痕は古いものが多く、イノシシを狩ることができるか少々不安でした。イノシシは暖かいとそのへんで寝ていることもあるそうですが、今回は朝から雪が降るほど寒く、寝ているイノシシを見ることはできませんでした。
仕留めたイノシシは前足が一本なく、罠にかかって自力で脱出したからだろうという話でした。その生命力の高さに驚きました。前足が欠けていて47kgの重さ。山から引きずって下ろすのも一苦労です。
下山、そして解体作業へ
下山後、解体作業に入ります。高知では皮のコラーゲンも食べるため、熱湯をかけて毛を削ぎ取ります。その後、頭と内臓を取り出して肉を食べやすい大きさに切り分けていきます。今回獲れたイノシシは雄1頭と雌1頭の2頭。雌の方は年寄りだったようで脂の乗りがあまりよくないそうです。素人からすると食べてみないと判断できませんが、猟師さんはイノシシを見ただけでわかるそうです。食べ比べてみると、やはり雄のイノシシのほうがおいしかったです。
🍖宴会😋
解体作業が終わるとその後は21時過ぎまで宴会です。今回採ったイノシシ肉の他に、クマ肉、手長海老、どぶろく、日本酒、ビールなどを頂きました。猪汁、イノシシのスペアリブは絶品でした✨コップが空くと、隣の80歳ごえのおじいちゃんにどんどん酒をつがれ、初めて酒で頭痛になりました。おじいちゃん曰く、「酒で人が変わるような人には飲ませるな」だそうです。
猟の一連の流れを経験させてもらい、その大変さと、命の尊さを感じました。「頂きます」と言う言葉に少し重みが出てきました。
今後今回の体験を元に、イノシシを用いた商品作りや情報発信等々をしていく予定です。
これからの活動に乞うご期待❗️🐗
Photographs
紀州犬2匹とイノシシの戦い
解体の様子
コメント
2頭も獲れてよかったですね!
今日そのお肉を頂きましたが美味しかったです。ありがとうございます^ ^
私も久しぶりに行きたいです。
犬と山歩くだけでも楽しいですよね!
犬の力強さに驚きました笑
僕もまた猟に同行したいです!